産業教育班

分析システム

分析システム

1 研究室の概要
 分析システムでは、分析機器の活用方法や分析技術の向上を図る目的で教職員並びに生徒の実習を受け入れております。

2 職員研修
 職員の研修は、年間を通して長期研修、短期研修を実施しており、その他出前授業も実施しております。主な研修内容として食品分析、土壌分析、水質分析、環境関連分析等が可能で、教科と関連づけた実験・実習を行うことができます。

3 生徒実習
 学校に整備されていない機器や装置等で分析分野に関する知識・技術を学ぶことができます。また、「課題研究」、「総合実習」等の学習の支援をします。

4 分析機器機の紹介

*原子吸光光度計
 (H27年度 新型機導入)


 生産した作物や食品の元素の定性・定量ができます(K,Mg,Ca,Mn,Fe等)。また、土壌中の元素も測定可能です。

*ガスクロマトグラフィー


 原則として分析対象物が気化する物質で分析が可能です。香料、油脂、醸造等の分析が可能です。

*超高速液体クロマトグラフィー
 
(H27年度 新型機導入)

 アミノ酸や糖類の分析で使用しています。また、今回導入したUHPLCでは、ビタミン、クロロフィルや有機酸も測定できます。

*イオンクロマトグラフィー

 主に、水の分析に使用しています。塩素イオンやカリイオン、カルシウムイオン等を測定できます。(F,Cl,P,S,Na,NH4,K,Mg,Ca等のイオン)

*C/Nコーダー


 土壌や食品等の全炭素、全窒素が測定可能です。

*キャピラリー電気泳動装置

 タンパク質、アミノ酸、ビタミン、無機イオン等の分析に用いることができます。

分光光度計

 タンパク質やビタミンの定性・定量等ができます。

*真空凍結乾燥(フリーズドライ)装置

 果実や野菜等の成分や組織を破壊しないように保存ができます。

微生物培養システ

 微生物の培養が可能です。クリーンベンチやファーメンターもあり、増殖培養も可能です。

*レオメーター

 農産物の硬さから歯ごたえ等を測定できます。

*水分計 

 農産物や紙等の水分を測定できます。

*ミニマイクロスコープ電子顕微鏡

 1万倍まで観察が可能で、細胞、毛髪等の観察や結晶の観察が可能です。

5 実験・実習の様子

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